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「調理師やめとけ」後悔してからじゃ遅い!知っておきたい7つのこと

調理師になる前に知っておきたいこと

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好きなことを仕事にしたいと思ってませんか?

初めまして、現役調理師のよるです。

正直、料理が好きでも「調理師はやめとけ」って言いたい。

私は料理が好きで調理師になったのに辞めていく人をたくさん見てきました。

ぶっちゃけ、料理の世界は「努力」「根性」「忍耐」が令和になった今でも必要です。

この記事では、現役調理師の目線で以下のことを解説します。

  • 調理師やめとけと言われる7つの理由
  • 調理師向けストレス対策
  • 調理師が働きやすい職場

料理好きには魅力的な仕事ですが、2人に1人は1年もちません。

いやもっとだな。3人中2人、1年で66%は辞めます。

実は私も料理の世界を1度辞めたことがありました。

調理師は仕事がキツイからやめたほうがいいと思われがちですが、半分正解半分ハズレです。

なぜなら、好きなことを仕事にしても毎日楽しいわけではないから。

「自分は大丈夫」「根性はあるから」「覚悟はしてる」って思ってる人も参考にしてほしい。

価値観の合う職場の見つけ方はこちら→転職を成功させるやり方。本当は教えたくない秘訣と失敗する原因

目次

調理師やめとけと言われる7つの理由

調理師は料理が好きなだけでは続きません。料理を通して自分を表現したい人に向いてる職業です。

調理師やめとけ言われる7つの理由
  • プレッシャーが大きい
  • 求められるスキルが多い
  • 職場環境が悪い
  • 人間関係がギスギス
  • 給料が安い
  • 待遇が悪い
  • どうせ続かないと思われてる

料理好きには調理師は楽しくて魅力的な仕事です。

ですが、好きなことを仕事にしても毎日楽しいわけではありません。

スキルがつくまで努力は必要ですし、プレッシャーに耐える根性も必要ですし、独立するなら忍耐も必要です。

そして、職場ガチャでも当たりを引く必要があります。

さらに、調理以外にも「原価管理」「新作レシピ作成」、料理長やオーナーシェフになれば「マネジメント」「店舗経営」など必須スキルが膨大です。

要は、ただの料理好きがこの世界に入っても「思ってたのと違う」といって早々に辞めるのが関の山。

私が挫折して転職した話はこちら→「調理師から異業種へ転職」失敗しないブラック企業完全脱出ガイド

ここからは調理師になる前に、必ず知っておきたいことを7つ紹介します。

理想をお持ちの方は、調理師の現実をどうぞ。

プレッシャーが大きい

調理師はプレッシャーに強くないとできません。

調理師にかかるプレッシャー

  • 食中毒は絶対に出してはダメ
  • 決められた時間内で料理を出す
  • 作った料理がSNSで拡散される

最近では「インスタ」や「Twitter」に料理の写真をのせる人がホントに多くなりました。

つまり、目の前のお客さん以外にもあなたの作った料理が晒されるということ。

特にここ数年、私の料理も毎日写真を取られます。

下手な料理を出すと口コミでも低評価にされますが、おいしい料理を出すとお客さんが増えます。

プレッシャーは大きいけど、褒められることが多いのでインスタ見て来ましたって言われると嬉しいです。


求められるスキルが多い

調理師は料理だけができればいい仕事ではありません。

調理師に必要なスキル

  • 調理技術
  • 違和感に気づく味覚
  • 食品衛生
  • 盛り付けのセンス
  • 原価管理
  • 新作レシピの創作
  • オペレーション管理

料理がうまいのは当然。お客様が喜ぶ料理を作るのも当然。

キッチンやホールをスムーズに回すためにオペレーション管理が必須ですし、当然原価管理も必須です。(オペレーションとは、スムーズに営業するためにスケジュールを組むこと)

自己満で料理を作るのと、喜んでもらう料理作ることは全く違います。


職場環境が悪い

調理師は技術職だけど、体力職でもあります。

調理師の職場環境あるある

  • 夏は暑くて冬は寒い
  • 仕事中は立ちっぱなし
  • 仕込みで休憩がなくなる

わたしが初めて働いていた職場は、毎日「仕込み」「片付け」「発注」に、月末は棚卸に締め作業で残業が当たり前でした。

たとえホワイトな職場でも、調理師は1日中立っていても平気な程度には体力が必要です。

人間関係がギスギス

料理の世界には、いまだに昭和気質の体育会系の職場があります。

ストレスがたまる職場の特徴

  • コミュニケーションがとれない
  • 仕事の質が低くてスキルアップが見込めない
  • 結果でも努力でも評価されない

特に、料理長が昭和気質だとサイアクです。

どれだけつらい仕事でも、褒められたり評価されるとあなたが思ってる以上にやりがいを感じます。ですが、好きなことを仕事にしても厳しい上にまったく認めてもらえないとやる気がなくなるのが人間。

調理師を続けるには、コミュニケーションがとれる職場で尊敬できる先輩を見つけるのが大切です。

要は、職場ガチャで当たりを引くのが必須なんですよね。

給料が安い

特に新人調理師は、給料が安いです。

実際に私が初めてもらった初任給は月給16万円(総額)でした。

調理師の年代別平均年収10代20代30代
平均237万円309万円343万円
都道府県別の調理師平均年収(主要都市)東京大阪愛知
平均400万円380万円390万円
都道府県別の調理師平均年収(地方都市)青森鳥取鹿児島
平均282万円287万円275万円
参考:統計で見る日本

上記のように、調理師は年代や働く土地でも給料が大きく変わってきます。

地方ほど安くなりがちなので、新人の調理師だといまだに月収20万あればいいほう。

ですが、スキルや経験だけでなく職場選びで給料が上がるのも調理師です。

私が35歳で名古屋で働いていた頃は、年収540万(ボーナスあり)でした。

調理師をやるなら、スキルや経験も大切ですが職場選びが最も重要です。

待遇が悪い

調理師は職場に恵まれないと残業まみれです。

調理師の悩みあるある

  • 仕込みが終わらず休憩がなくなる
  • 予約に合わせて休みが変更
  • 人手不足で残業続き

特に役職者がしっかり管理できてない職場ほど、労働時間が長くなりがちでライフワークバランスが崩れがちです。

飲食の世界で働くときは、コミュニケーションが取れる上司がいることが重要です。

どうせ続かないと思われている

ぶっちゃけ現役調理師から言わせてもらうと、これが1番だと思います。

なぜなら、好きなことを仕事にしても毎日が楽しいわけではないから。

調理師を続けるのがむずかしい理由

  • 技術は自分次第
  • 知識も自分次第
  • 盛り付けのセンスも自分次第

上記のように、調理師は教えてもらっただけでは身につかないものがたくさんあります。

今では、「研修制度」や「コンプライアンス」がしっかりしている飲食企業が増えました。

ですが、どれだけ教えてもらってもスキルアップする意思がないと身に付きません。

ですので、スキルアップできないと給料も待遇もよくならないのです。

調理師は独学で勉強する意思がないと続けることができません。

現役調理師が給料を上げた方法はこちら→現役調理師が年収500万!給料をあげるためにやったこと

調理師の仕事のストレス対策

好きなことを仕事にしても、必ず不満は出てきます。

想像と違う。

やりたいことをやらせてもらえない。

ここでは調理師にありがちなストレスの対策法を伝授します。

調理師の仕事のストレス対策

  • 期間を決めてスキルアップ
  • 目標を決めてキャリアアップ
  • 合わない職場から異動願い
  • 休みを取ってライフワークバランスを整える
  • 最後の手段に転職する

調理師のストレスは行動で解消されることが多いです。

衝動的に退職しても今の職場よりいい環境に転職できる可能性は低いですし、ゆっくり休んで今の職場のいいところを考えるのも効果的です。

なぜなら、今の職場のメリットが見つかることもありますし、転職するときもあなたに必要な職場のポイントが見えてきます。

正直、料理の世界は「努力」「根性」「忍耐」から逃げられません。

ストレスを感じたら強引にでも休んでHPを回復しましょう。

ここからは、実際に見てきた調理師が辞める1番の理由を紹介します。

調理師の退職理由

調理師を辞める1番の理由は、先が見えないからです

調理師の先の見えない理由

  • 給料が変わらない
  • 待遇が変わらない
  • 技術的に成長できない

ほかにも、人間関係やストレスなどもよく言われますが、根本的に将来的に先が見えない理由で辞めていきます。

ブラックな職場でもスキルアップできれば続ける人もいますし、ホワイトな職場でもぬるま湯すぎて成長できないと辞める人がいます。

調理師になるなら、働きやすく成長できる職場を見つけましょう

ブラックな職場に当たったからと言って、勢いで辞めると後悔しますよ。

合わない職場に当たったら、必ず準備をしてからやめましょう。

詳しくはこちらをどうぞ→調理師辞めたい?勢いで辞めると後悔する!私が転職を考えたきっかけとタイミング

調理師を辞める前に準備すること

調理師を辞めるときは、後悔しないために必ず準備が必要です。

調理師を辞める準備

  • 今の職場で働くメリットを探す
  • これからのキャリアを考える
  • 次の仕事を探す

私は、勢いで辞めてブラックのループにハマる人をたくさん見て来ました。

まずは今の職場で働くメリットを探しましょう。

  • 新人にはできない仕事をさせられる
  • 料理がしたいのにホールをやらされる
  • 毎日残業で閉店作業までやらされる
  • 苦手なパソコン作業をやらされる
  • 新作料理を考えさせられる

それ、全部あなたの強みになりますよ。ホワイト企業でゆるく働いていたら絶対身につかないスキルです。

「やりたいことができない」と言って辞める人間はたくさんいます。

ですが、上記のことができれば、転職活動であなたは有利になりますよ。

なぜなら、今の時代に「努力」「根性」「忍耐」を経験した調理師は超貴重だから。

調理師をやめるときは準備をしてからやめましょう。周りと差をつければ今より好条件で転職できます。

自分の強みがわからない、将来が不安、人生の相談をできる人がいない時は、プロに相談するのも一つの手段です。

キャリア相談がオススメな人

  • 職場で相談して噂されたくない
  • 本気で相談してるのに冗談で流されたくない
  • 悩んでるのに一方的な意見を押し付けられたくない

ひとりで悩みがちな人はプロに相談するのがオススメです。

匿名で相談できるので会社にバレることもありませんし、客観的にアドバイスももらえますし、なによりプロの聞き上手です。

あとで後悔したくない人はどうぞ。

無料でプロに相談できるキャリアカウンセリングはこちら→

「もっと仕事を楽しみたい」「自分に何が向いているのかわからない」・・・個人が自分自身の人生を考えるときに、仕事を切り離して考えることはできません。
キャリアカウンセリングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。

キャリアカウンセリングとは何か

調理師が働きやすい職場

最後に調理師目線で働きやすい職場の特徴を紹介します。

調理師が働きやすい職場の特徴
  • やりたいことができる設備が整っている
  • 信用できる職場仲間がいる
  • きつくてもスキルアップできる
  • 休みがしっかりとれる
  • キッチンの動線がしっかりしている

正直、働きやすい職場は人によってさまざまです。

ホワイトな職場で働いても、毎日単調な作業の繰り返しだと調理師には向いていないことが多いです。

多少ブラックでも、料理好きにはやりたいことができる職場だと自然と働きやすく感じます。

お金も大事ですが、正直あなたと価値観が合った職場じゃないと後悔するのが関の山です。

価値観の合う職場の見つけ方はこちら→転職を成功させるやり方。本当は教え得たくない秘訣と失敗する原因

調理師になるなら価値観の合った職場が1番

私は今の職場に入るまで、サービス残業まみれのブラックから毎日定時のホワイトまで7回転職しました。

転職して分かったのは、価値観が合う職場が1番。

なぜなら、好きなことを仕事にするには価値観の合う職場じゃないと続けられないから。

価値観の合う職場を見つけるために1度自己分析をしてみましょう。

客観的な分析が苦手なら、転職アプリのなら無料で「コンピテンシー診断」を受けられます。

あなたのストレス耐性や上司との相性を分析して調理師に向いているか確認しましょう。→

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質問に答えるだけで、あなたのパーソナリティやストレス耐性、向いている仕事、
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調理師やめとけと言われる理由まとめ

調理師やめとけと言われる7つの理由を紹介しました。

調理師やめとけ言われる7つの理由
  • プレッシャーが大きい
  • 求められるスキルが多い
  • 職場環境が悪い
  • 人間関係がギスギス
  • 給料が安い
  • 待遇が悪い
  • どうせ続かないと思われてる

上記のように、料理が好きなだけでは調理師になるのはむずかしいです。

「自分は大丈夫」「根性はあるから」「覚悟はしてる」。そう思うあなたもどうか1度誰かに相談してみてほしい。

できれば調理師経験者、いなくとも上辺ではなくあなたの人生を考えてくれる人に。

抵抗があるなら、プロのキャリア相談でもいい。

働いて後悔するまえにできることは何でもしたほうがいい。

今が人生の分岐点だから。

無料でプロに相談できるキャリアカウンセリングはこちら→

ここまで調理師のぶっちゃけた内情を話しましたが、価値観の合う職場を見つけられれば、調理師は料理が好きで料理で自分を表現したい人に向いてる職業です。

私も調理師として20年働いてますし(ブラックを引いて1度やめてますが…)、つらいこともありますが料理は楽しいですし、好きなことを仕事にしてよかったと思います。

調理師の道に進むなら、料理を楽しむことを忘れないようにしてください。

価値観の合う職場の見つけ方はこちら→転職を成功させるやり方。本当は教え得たくない秘訣と失敗する原因

ブラック飲食からホワイト飲食に転職した経験談も書いてるので、調理師で失敗しないために参考にしてください。

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