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現役調理師が年収500万給料を上げるためにやった転職以外のこと

年収500万!調理師が給料を上げるためにやったこと

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初めまして、現役調理師のよるです。

調理師の平均年収は433万円(求人ボックス給料ナビ)で、日本人の平均年収467万円(平均給与/国税庁)と比べると少ないですが、初任給となるとさらに少ないです。

給料上げたいなら転職すればいいじゃん。って言われがちですが、そんな簡単に転職出来たら悩んでねぇわって思いません?

この記事では私が初任給18万ボーナスなし年収216万から、月給40万ボーナスあり年収500万を超えるまでにやったことをまとめました。

正直な話し私は最終的に転職しました。ですが、転職する前の職場では以下の方法で月給10万円以上給料を上げました。

調理師が給料を上げる方法

  • 交渉相談する
  • スキルアップ(調理以外)
  • 資格を取る
  • 役職を上げる
  • 転職する

わたしは調理師歴20年。最初は個人店に就職し、ブラック飲食から大手飲食チェーンまで経験しているので調理師のリアルにかなり詳しいです。

ちなみに、私の実体験では店舗当たりの社員数が多く客単価が高いほどホワイト。

個人店でも上記の方法は使えますが月売り上げが1,000万はないと給料は上がりにくい(実体験)ので、その場合は転職するのが1番の近道です。

給料を大幅(100万以上)に上げるには転職が1番の近道ですが、転職は最終手段。しなくても給料を上げる方法はあります。

上記の5つ以外にも給料が上がらない職場の特徴とがんばっても給料が上がらないことも紹介します。

料理は続けたい。だけど給料が安すぎる」という人はぜひ参考にしてください。

目次

調理師が給料を上げる方法

私が実際に給料が上がった方法はこちら。

調理師が給料を上げる方法

  • 交渉相談する
  • スキルアップ(調理以外)
  • 資格を取る
  • 役職を上げる
  • 転職する

調理師が給料を上げるために最も大事なことは「経営者の視点」

つまり、経営者はどんな調理師にお金を多く払ってでも働いて欲しいか引き止めたいか!を知ることです。

ちなみに給料が上がらなかったことはこちら

  • 見えないところでがんばる
  • がんばったことを黙っとく
  • 休日出勤する
  • ワンオペする

上記のことは、調理師の視点で見るとめっちゃがんばってるんですよね。

ですが、経営者から見ると必要な人間のように見えてそれ以上に都合のいい人間なので気をつけましょう。

まずは、今すぐできる方法から紹介。

交渉相談する

めんどくせえって思いましたね?

ですが、実は交渉相談するのが早くて1番簡単

さらに、

  • 給料に不満があることが伝わる
  • 給料が上がる職場なのかわかる
  • 給料の上がるハードルがわかる

残念ながら、がんばった分だけ給料が増えるなんてことはありません。

「仕事量が増えてるのに給料が上がらない」と思ったことありませんか?

調理師はサラリーマンと違って分かりやすいノルマがない分、がんばりが数字に表れにくいので評価されにくいです。

とはいえ、お金の話は言いにくいですよね。かと言って、遠回しでは伝わらない。

まずは、身近な人に伝えましょう。

上司、先輩に言う

あなたの伝えやすい人に直球で言うのがいいです。

  • できる仕事が増えたので給料を見直してほしい
  • これからもこの会社で続けたいけど、今の給料だと生活がきびしい
  • 給料を上げてほしいので、目標を教えてください
  • どうしたら給料上がりますか?(伝えやすい人がいる場合は直球で)

ハッキリ言って回りくどく言っても伝わりません

もし、まじめに対応してくれないなら黄色信号。

真剣に相談しているのに、「ごまかしたり」「はぐらかす」職場は要注意です。

実績、または目標を伝える

1番大切なのは「レベルアップしてる」または、「する意思がある」ことを伝えること

経営者の視点で言えば、あなたの給料を上げる理由が必要です。

  • できる仕事が増えた(人件費削減)
  • 商品開発をした(売り上げ増加)
  • 原価調整ができるようになった(利益確保)

マジメな話し、給料を上げるには利益を出せることを理解してもらわないといけません。

上記のことは目標でも大丈夫です。

あなたに投資しても返ってくる信用が大切。

それには、「辞めませんよ」「この会社で頑張っていきたいんですよ」ってことを伝えること。

たとえ嘘でもね。

言わなきゃ損

ぶっちゃけ、言っても何のペナルティーもないので言わなきゃ損です。

  • 「新人の頃よりこれだけできるようになった」
  • 「考えた商品やコース料理でこれだけ利益が出た」
  • 「今年度は前年度売上比105%超えます」

正直、人手不足の飲食業は優秀な人ほど引く手あまたで、転職すれば給料は上がるのが現状。

コロナ明け以降、ホワイト飲食の求人も増えて、まじめに働いてきた経験者ならどこでも選び放題です。

とはいえ、転職活動は大変なので今のまま給料が上がれば楽ですよね。

もちろん、どストレートに「給料上げてくれ!」はやめておいたほうが無難。(給料上げてくれで上げてくれる会社は大事にしましょう)

「わたしがいると儲かりますよ」、「わたしが辞めると損しますよ」ってことを如何に伝えるかが大切です。

ここから先は今の会社で給料が上がって、さらに、転職するときにも給料交渉で役立ちます。

スキルアップ(調理以外)

スキルと言っても今の職場でしか使えないスキルは入りません

調理はもちろん、それ以外にもできることを増やすと給料が上がるだけでなく、引き抜きの声がかかったりスカウトされることもあります。

本当にスキルのある調理師はどこの会社でも手放さないので、かなり貴重です。

  • 商品開発
  • 原価管理
  • 店舗管理
  • マネジメント
  • マーケティング

上記のことは飲食業界で高給取りには必ず求められるスキルです。

ですが、そこまでできる調理師はなかなかいません。

もちろん、調理技術も大事ですが「調理技術➕他のスキル」があれば経営者の視点でも代えの効かない存在です。

今の会社で給料を上げるのに役立ちますし、転職するときにも給与交渉にめちゃくちゃ役立ちます。

正直、いつ辞めても転職には困りませんし、独立するなら必須。というか、ないと独立しても失敗するレベル。

ハッキリ言って、1度身につけたら一生使えるスキルです。

試算表や日時決算書を読めるだけでも、そこらの調理師とは雲泥の差がつけられる。

資格を取る

「資格手当が出やすい」「給料が上がりやすい」「取りやすい」資格を紹介します。

  • 調理師免許(自称料理人は取るべき)
  • フードコーディネーター(飲食マーケティングの基礎)
  • 簿記(経営の基礎)

ぶっちゃけ、調理ができるだけの調理師は履いて捨てるほどいます。

資格はあなたのスキルの証明書

資格手当がある会社なら持ってるだけで給料が上がります。

実際わたしは、自称料理人から調理師免許をとっただけで年収が36万円上がりましたし、3つ取得したときには年収400万を超えてました。

たとえば、簿記をもっていれば試算表を見ただけで今より利益を出す方法が分かりますし、フードコーディネーターを持っていれば集客の動線から改善できます。

ゲスイ話ですが、儲からない会社では給料は上がりません。

特に飲食業は杜撰な経営をしているところが多く、経営者も感覚で経営している人が多い。

資格を持っていると経歴に箔もつくし、転職するときにも無資格者より有利なのでおススメですよ。

ちなみに、上記の資格は3級なら独学でも簡単に取れますし、転職するのにも料理人から独立するのにも経営者にステップアップするのにも役立ちます。

役職に就く

役職に就くコツ。

  • 「やりたいです!」って立候補
  • 「目指してます!」と宣言

特に上司が抜けた時や、新規出店する時は給料が大幅に上がるチャンス。

ザックリですが、副料理長(スーシェフ)で年収400万。料理長(シェフ)で年収500万。総料理長(統括シェフ)で年収600万。

業態によっては主任やチーフ、店長やエリアマネージャーがあります。

タイミングや業態にもよりますが、意外とやらせてくれるのが調理師のいいところ。

なぜなら、上司の給料分の人件費に空きがありますし、特に最近は昇進したい人が減っているから。

ですが、肩書きがあると転職するときに圧倒的に有利ですし、転職しなくても今の給料より大幅にアップするし、やってダメなら断ればいいんです。

経営者の視点で見ても、やる気のないやつよりやる気のあるやつの給料を上げたほうがメリットが大きい。

わたしも新規出店の時に立候補して副料理長になったので、ぜひタイミングを逃さず試してください。

最後は、私の年収が100万以上上がった方法です。

転職する

今の職場が給料の上がらない職場なら、転職が現実的です。(給料の上がらない職場の特徴は後述)

なぜなら、特に今の時代は飲食経験者は引く手あまたで、普段は空きがないホワイト飲食の求人も多いから。

あなたの職場で1番給料が高い人は誰ですか?

給料が上がる最大のチャンスは上司が辞める時。

ですが、私が以前働いていた職場では料理長が1番の高給取りで勤務歴も20年。

辞める気配も一切なく、こっちは年収360万しかないのに頭打ちでした。

とはいえ、いきなり転職活動を始めるのもハードルが高いですよね。

そんな時は、転職サイトに登録だけでもしておくことをオススメします。

転職サイトに登録すると自己肯定感が上がる

がんばっても給料が上がらない。いつまでたっても給料が変わらない。仕事が増えてるのに給料が変わらない。

都合のいい人間になってませんか?

仕事で先が見えない時は、転職する気がなくても転職サイトに登録するだけで自己肯定感が上がります

  • 今の給料と比較できる
  • 求人情報で自分の妥当な年収がわかる
  • 給料交渉するときに余裕ができる
  • 今の職場よりいい会社からスカウトされることがある
  • 転職先があると心に余裕ができる

これは実体験ですが、スカウトされると必要とされてる感を感じますし、転職すれば必ず今より給料が上がります。

なぜなら、悪ければ転職しなければいいから。

特にコロナ明け以降、飲食経験者は好条件での引き抜きも多く引く手あまたなので、転職する気がなくても転職サイトには登録しておいたほうが損しません。

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相談するなら飲食業界最大手のエージェントがオススメです。

もし、今の職場が給料が上がらない職場なら要チェック。

ここからは給料の上がらない職場の特徴を紹介します。

調理師の給料が上がらない職場の特徴

とっても大事なことなのでこれは肝に銘じてください。

調理師の職場には給料が上がりやすい職場と上がりにくい職場があります

極端な話し、給料が上がらない職場は10年働いても上がらないことのも多いので気を付けてください。

給料の上がりにくい職場の特徴

  • 薄利多売
  • 社員よりアルバイトが多い
  • 売り上げが1,000万円以下(月間)
  • 先輩がケチ(まったくおごってくれない)
  • 公共施設(給食センターなど)

給料の上がりやすい職場の特徴

  • 客単価が高い
  • 社員が多い
  • 月売り上げが1,000万以上
  • 利益率が10%以上
  • 先輩がよくおごってくれる

一言で言うと儲かっている職場ほど給料は上がりやすい

あくまでも、上記は私の経験上ですが、給料の上がらない職場はがんばってもやりがい搾取で終わることがとても多いです。

もう1年、あと1年と待ってるうちに、時間だけが過ぎて損することが多いので気を付けてください。

調理師が給料を上げるためにやったことまとめ

年収500万!調理師が給料を上げるためにやったこと

私が年収500万までにやったこと紹介しました。実際にやった給料が上がった方法を紹介しました。

調理師が給料を上げる方法

  • 交渉相談する
  • スキルアップ(調理以外)
  • 資格を取る
  • 役職を上げる
  • 転職する

以上のことは、給料の上がりやすい職場で働いていることが大前提です。

給料が上がらない職場の特徴
  • 薄利多売
  • 社員よりアルバイトが多い
  • 売り上げが1,000万円以下(月間)
  • 先輩がケチ(まったくおごってくれない)
  • 公共施設(給食センターなど)

年収を100万円以上上げるには転職が効果的ですが、転職しなくても給料を上げる方法はあります。

ぜひお試しください。

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追伸

今の職場でいいのか迷ってる。なんて人はいませんか?

例えば、

  • 転職エージェントは抵抗がある
  • このままでいいのか不安
  • 転職したほうがいいのかどうかもわからない

とくに「身近に人生の相談ができる人がいない人」や、「真剣な話しをできる相手がいない人」はプロのキャリア相談を使うのも一つの手です。

転職をゴリ押しされることもないのでお試し相談もできますし、漠然とした不安はあるけどなにを相談したらわからなくてもプロなら親身に対応してくれます。

このままでいいのか漠然とした不安を感じる人はプロの意見が何かのキッカケになることもあります。

今の職場に不安があるなら、初回無料のキャリア相談もおすすめです。

現役調理師が年収500万超え。失敗と成功の転職体験談

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