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料理人とは?調理師との違いと種類を知って後悔をしない。

料理人とは

この記事にはプロモーションが含まれています。

今回は、料理人とはそもそも何なのかを現役20年のプロが解説します。

一般的に料理人と言われる人は何をする人なのか?

料理人と調理師の違い。

料理人の具体的な職業。

そんな疑問が解決します。

料理が好きだから料理にかかわる仕事がしたいと思っている方の参考になります。

この記事では、

料理人と調理師の違いや料理人の種類、料理人としての調理以外の具体的な仕事をお伝えします。

筆者は料理が好きで何も考えず料理の世界に飛び込みましたが、もっと知識があれば目移りすることも寄り道することも少なかったと思います。

料理の世界に興味があれば、あなたの将来に役立ちます。

目次

料理人とは、

料理を仕事にして自分の腕で稼ぐ職人です。

つまり、料理にかかわる仕事をしてる人で調理師免許を持たなくてもなれる職業です。

一般的にはシェフや板前が調理している姿を想像するかもしれませんが、他にも料理研究家やフードコーディネーターなど料理に関わる仕事はたくさんあり、商品開発や店舗プロデュースなどがあります。

料理人とは、料理で稼ぐ仕事。

筆者は調理師として、食事しに来るお客さんの笑顔が嬉しくて調理師を続けています。

中には、料理研究家やフードコーディネーターの人を料理人じゃないなんて言う人もいますが、筆者は同じ料理好きとして仲間意識を持って働いています。

料理人と調理師の違い

料理人は料理にかかわる仕事をしていれば誰でもなれますが、調理師は国家資格を持ってないとなれません。

料理人は料理を仕事にすれば誰でも名乗れる。

調理師は国家資格の調理師免許を取得しないと名乗れない。

筆者は調理師免許持ちですが、免許を持たない料理人も料理を好きな気持ちは一緒だと思っています。

ですが、転職の際の優位性や料理人としての信用の面で取得することをおすすめします。

特に、長年料理人をやってると技術も知識もあるからと調理師免許を持たない人もいますが、損するだけなので取得しましょう。

調理師免許のメリット

食品衛生の講習免除もそうですし、フードコーディネーター資格でも試験で免除される科目があります。

転職でも、資格の有無で年収や受かりやすさが違います。

料理人の種類

料理を仕事にする職業にも様々なジャンルがあります。

シェフや板前、料理研究家やフードコーディネーターなど。

音楽で言うとロックやヒップホップのミュージシャンから、プロヂューサーや作曲家みたいな感じです。

こちらでは、調理師歴20年の筆者の経験から主な料理人のジャンルを解説します。

筆者は、漠然と料理人になりたいと思いながら興味のある料理を勉強するためにいろいろなジャンルを学びました。

ですが、オーナーシェフや料理のプロデュースなど最終目標を決めていれば遠回りしなかったとも思います。

料理人の種類を知ることで、あなたの料理人としての道を知ることができます。

シェフとは

フランス料理のキッチンを仕切る料理人(総料理長)

店舗でメニュー開発や構成、コックを仕切りマネジメントする総料理長です。

イメージとしては、コックに指示を出しながら全体の流れを意識して料理の味や盛り付けの最終確認をする人。

フランス料理が元のシェフですが、今では西洋料理や洋食に携わる総料理長をシェフと言います。

シェフとコックの違い

シェフが店舗に1人しかいないのに対して、コックは複数人います。

トップにシェフ(総料理長)

その下にスーシェフ(副料理長) 

さらに下にコック

コックの仕事は調理に関わる全てです。

仕込みから調理、洗い場から片付けまであらゆる仕事に関わります。

シェフになるには全ての仕事を知る必要があるので、一つ一つの仕事をしっかりすることが近道と言えるでしょう。

コックの気持ちがわからないシェフには誰も着いていきません。将来シェフを目指す人にとってもコックの仕事は必須です。

パティシエとは

パティシエとは洋菓子職人。

パティシエは製菓衛生師の資格を持ち、パティスリー(洋菓子店)でケーキを作ったり、ホテルやレストランでドルチェ(デザート)を作ったりする仕事です。

洋菓子店ではコンセプトに沿ったオリジナリティのあるケーキ、レストランではコースに合わせたドルチェを皿に盛り付けて提供するのでセンスを発揮したい人に向いています。

パティシエは繊細な仕事です。

シェフが経験をもとに感覚で火入れや味を決めるのに対し、パティシエの仕事は0.01gでグラサージュの出来やシュー生地の仕上がりが変わります。

アシェットデセール(皿に盛り付ける)で味の感じ方も変わるので、パティシエはセンスを活かせる料理人です。

板前とは

日本料理の調理をする和食の料理人。

総料理長は板長と呼ばれ、副料理長は次板と呼ばれます。

日本料理も受け持つポジションによって呼ばれ方が変わりますが、揚げ場や焼き場などは裏方と呼ばれます。

今では少なくなりましたが、新人は追い回しと呼ばれる包丁も触らせてもらえない雑用係から修行が始まるお店も数多くありました。

日本料理は素材の味を引き出す料理が多く、包丁の技術や食材の目利きが求められます。

今では、なんとなくカッコいいと言う理由でイタリアンなど洋食のシェフを目指す人がいますが、日本の文化の和食の料理人が増えるといいなぁと筆者は思います。

世界的には日本人の和食料理人は評価されていますしね。

寿司職人や蕎麦職人

料理人の中でも特化した技術を持つ職人。いわゆる特化型職人です。

シェフや板前が和食やフレンチの知識と技術を幅広く持つのに対し、お寿司やお蕎麦の専門的な知識と技術を深く必要とされる料理人です。

寿司や蕎麦だけじゃなく、天ぷらやパン、ラーメンなど専門店の職人も特化型の料理人と呼べるでしょう。

筆者は、日本料理から始まりイタリアンや居酒屋、フュージョン料理など興味のあることをやってきましたが、1つのことを突き詰めた職人には勝てません。

それだけ突き詰めるということは難しいことだと思います。

ですが、筆者は幅広く色々な料理を学んだおかげで、イノベーティブフュージョン料理の料理人をしています。

料理人の道もさまざまな道があると思います。

フュージョン料理とは、和食やフレンチなど多国籍の技術や考え方を融合させた料理。

アクアパッツァを出汁で炊いたり、魚の幽庵焼きでリソレしたり、蒲焼とフルーツを合わしたりとジャンルの枠を超えた料理です。

料理研究家とは

料理研究家とは、料理の楽しみを人に伝える仕事。

調理師が料理の味を追求する仕事なら、料理研究家は料理の魅力を伝える仕事です。

テレビやYouTube、雑誌や料理教室が活躍の場になるでしょう。

著名な料理研究家も下積みがあり、レストランや日本料理店での修行を経験後に料理研究家野道を選ぶ人が多いそうです。

料理研究家にも得意分野を持つ人が多く、イタリアンや和食から下積みを始める人が多く見られます。

フードコーディネーターとは

フードコーディネーターとは、飲食店のプロデュースや開発をする仕事。

飲食店のコンサルタントや食品会社の商品開発など、食にかかわるアドバイザーのような仕事です。

仕事内容は様々で、飲食店のメニュー決めやコンセプト相談から、企業の商品開発に関わったりマーケティングのアドバイスをしたりと規模も様々な特徴があります。

はじめは飲食店から働き始め、料理人同士の付き合いから他店舗や企業から声がかかりフードコーディネーターの道を進む人が多く見られます。

料理人とは調理以外でも稼ぐことができる

今回は、料理人の種類や調理師との違いをお伝えしました。

料理人とは、現場で調理をする以外にも料理の魅力を伝えたり、プロデュースやマーケティングをしたりと色々な働き方ができる職業でした。

料理人になりたい人も、調理師以外にも料理研究家やフードコーディネーターの仕事を知ることであなたにあった働き方が見つかります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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