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「調理師の魅力」好きなことを仕事にする料理人のやりがい
この記事では現役20年の調理師が実体験をもとに以下の疑問にお答えします。
- 調理師のやりがい
- 調理師の魅力
- 調理師をする理由
一般的に料理人と呼ばれるシェフや板前、調理師がなぜブラックと言われる飲食店で働くかご存知ですか?
勉強しなかったから?独立したいから?料理が好きだから?
料理人は仕事に魅力とやりがいを感じて自分の道を自分で決めて働いています。
筆者は料理人になるのが夢でした。
働く理由がなくなっても、料理人を続けるでしょう。
料理人のやりがいは人を幸せにできることです。
この記事では、現役20年のプロ調理師が料理人のやりがいと魅力を解説します。
料理人は魅力の再確認を、将来料理人を目指す方は料理人が調理の仕事を続ける理由がわかります。
調理師のやりがいと魅力
調理師のやりがいは人を幸せにできることです。
人は美味しい食事や疲れた時の食事に幸せを感じます。
そして、人を幸せにした見返りがたくさん貰える仕事でもあります。
笑顔を見るのは好きですか?
料理人は人を笑顔にする仕事です。
自分の作った料理を食べに来る人が笑顔になることが一番のやりがいになります。
ですが、それだけではありません。
調理師はたくさんの魅力とやりがいを知って調理の仕事をしています。
こちらでは、現役20年のプロ調理師が料理人のやりがいと魅力を14選解説します。
調理師のやりがいと魅力14選
- 人を笑顔にできる
- 感謝される
- クリエイティブを発揮できる
- 自分の料理に価値がつけれる
- 物の価値がわかる
- 経済の流れがわかる
- 健康になれる
- 恋人の喜ぶ顔が見れる
- 自炊できて節約できる
- 食べたものを作れるようになる
- 積み重ねることができる
- ものを大切にできる
- 包丁1本で稼げる
- ありがとうが言える
人を笑顔にできる
料理人の魅力は人を笑顔にできることです。
美味しいものを食べるとついつい頬が緩みませんか?
人が幸せを感じるのは美味しいものを食べた時。
料理人は幸せを感じる瞬間を作ることができます。
世の中に幸せを作る仕事がどれだけあるでしょうか?
筆者は、笑顔で食事する人が大好きです。
自分の仕事で人が笑顔になる想像をしてください。
最高でしょ。
感謝される
料理人は「美味しかった、ありがとう」と言われる仕事です。
お金を頂いてるのに感謝されるんです。不思議でしょ?
ですが、食べる人のことを考えて作った料理ほど「ありがとう」と言われるんです。
おすすめした料理が好みにあったり、デザートプレートにメッセージを入れたり、些細な事が喜ばれます。
喜んでもらえるかなぁと思って実践したことが、喜んで感謝されるんです。
料理人のやりがいは感謝されること。
筆者は時々、指名で調理を頼まれますがこんなにやりがいを感じて嬉しいことはありません。
クリエイティブを発揮できる
料理人は創作力を発揮できる仕事です。
同じレシピなのに味が違うと感じたことはありますか?
同じ料理でも盛り付けがきれいだと美味しく感じませんか?
季節や気候、料理人で同じ料理が変わる。
クリエイティブな仕事がしたい人に向いてる職業です。
料理人をやってるとあなたが作った料理が食べたいと言われることがあります。
あなたが創作した料理を食べてくれる人がいる。想像しただけでやりがいを感じませんか?
自分の料理に価値をつけられる
料理長は自分で考えたメニューの価値を決められます。
食材の原価、人件費、技術料、付加価値、相場、いろいろなことを加味して値段をつけることができます。
一般的な飲食店のFL(原価と人件費率)は60%と言われますが、高級店などは原価20%以下もあります。
それだけレストランなどは人件費にお金をかけています。
自分に付加価値がつくことも料理人の魅力です。
あなたが作った料理に価値がつく。
物の価値がわかる
料理人をやるとコストパフォーマンスの意味がわかります。
仕入れから値付けまで関わることで、身の回りのものの価値がわかる。
いわゆる販売価格には、原価だけじゃない様々な経費がかかります。
最近うまい棒が値上げしましたが、背景を理解することができる。
原価、人件費、設備投資、流通、など凄まじい企業努力を理解することができます。
安い=コスパが良いと思ってませんか?
価値がわかると安売りに惑わされることなく、本当に質の良いものが買い物できるようになります。
経済の流れがわかる
飲食店で働くと経済の流れがわかるようになります。
なぜなら、日々仕入れ価格が変化するから。
悪天候が続けば野菜が高騰し、円安が続けば輸入品が、石油が上がれば魚が値上がりする。
ここ数年アルコールにかかる税金(酒税)がよく変わりますが、経済を知ることで事前に準備することができます。
近年投資する人が増えましたが、筆者も料理人で使う知識が役立つことがあります。
健康になれる
レシピを知ることで、健康的な食事を作れるようになります。
スイーツ作りが趣味の人はわかると思いますが、デザートを作るときの砂糖やバターの分量を知るとびっくりするかもしれません。
コンビニでシュークリームが買えなくなるかも。
あなたが作った料理で人を健康にすることもできます。
調理に携わると自然と栄養学にも詳しくなります。
グルタミン酸イノシン酸グアニル酸コハク酸、聞いたことありますか?
以上は旨味成分ですが、ビタミンB群の不足が肌荒れの原因などはよく知られているかもしれません。
体に良いと言われる栄養も吸収されなければ意味がありません。
大切な家族を健康にできると考えると、調理の勉強もやりがいを感じます。
もちろん、欲望のままにラーメンばかり食べていてはいけませんけれどね。
恋人の喜ぶ顔が見れる
大切な人に美味しい手料理を作ることができます。
彼女の誕生日に手料理を作ってみたくありませんか?
好きな人のことを考えて作る料理ほど楽しいものです。
さらに、喜んでもらえて二人の仲も深まる。最高じゃないですか。
キッチンで2人で並んで料理するのも楽しいです。
料理人は食べる人を想像して料理を考えますが、好きな人のことを考えながら作る料理は美味しくなりがちです。
大切な人を思いながら作る料理って、やりがい感じませんか?
筆者はケンカしたときは手料理を作って仲直りするきっかけにしていました。
自炊できて節約できる
料理人の知識は節約に役立つ。
食材を長持ちさせたり使い切ることができます。
冷蔵庫で食材を腐らせたことありますか?
レタスなどの葉物野菜は50℃のお湯に2分ほどつけるとカットしていても長持ちします。
食材のムダもなくせるので、食費の節約になる。
ありあわせで何でも作れるので、自宅の食材を腐らせることはなくなりました。
食べたものを作れるようになる
外食した食事を自宅で作れるようになります。
レストランで食べた料理やファストフードなど、自宅で再現したいと思ったことはありませんか?
メニュー開発をするようになると、料理に使う調味料がわかるので食べたものは大概作れるようになります。
もちろん全く同じものは作れませんが、自分好みにアレンジできるのでオリジナルより美味しいものが作れることもあります。
コクを出すために甘みを使うにも「上白糖、グラニュー糖、てんさい糖や和三盆、はちみつ、氷砂糖、水飴、ザラメなどなど」色々あり、塩味を足して甘みを出すこともあります。
また、料理人ほど塩にこだわるのは、1つの特徴かもしれませんね
積み重ねることができる
料理人は一つ一つの積み重ねです。
階段飛ばしのように突然上手くなることはありませんが、確実に上達します。
そして、上達が目に見えるので継続が楽しいのも魅力です。
猫の手で切り物ができなかったり、オムレツができなかったりしていたのが目に見えてできるようになります。
料理人のやりがいは自分の成長を実感できるところ。
出来るようになる実感を感じるので継続のコツも掴めます。
ものを大切にできる
料理人は、手に馴染む道具に愛着がわいてくるんです。
筆者は10年以上使っている包丁とフライパンがありますが、やっぱり他の道具とは違います。
馴染んだ道具を手入れしながら使うので、物を大切にできるようになります。
ですので、プライベートで使うものも寿命が長いものが多いです。
特に包丁なんかは自分のクセに合わせて砥げるので、新品よりも長年使っている包丁がいいまであります。
包丁1本で稼げる
料理人のスキルは技術と知識です。
身に付いた技術はちょっとやそっとじゃなくなりません。
調理技術は料理の世界でずっと活躍できますし、運営、マネジメントのスキルは転職や独立にも役立ちます。
自炊やホームパーティーでも活躍できるし、家庭で奥さんやお子さんに美味しい食事を作ることもできます。
料理人はあなた自身に価値がつく職業です。
ありがとうが言える
飲食店で働くとありがとうが言えるようになります。
上下関係が厳しい世界だからだと思いますか?
違います。
毎日ありがとうと言ってもらえるからです。
普段ありがとうと言われない人は中々ありがとうが言えません。
些細な事でもありがとうが言える人って素敵だと思いませんか?
料理人に向いてる人
料理人に向いてる人は人の幸せを喜べる人。
料理人のやりがいは作った料理を食べる人の笑顔です。
料理人が新メニューを考案する時、食事する人が笑顔になれるか?を第1に考えています。
友達に恋人ができた。恋人の笑顔を見る。仲間が仕事でうまくいっている。人の幸せを喜べる人に合った職業です。
料理人は人に喜ばれる仕事です。
きれい事だと思う人もいるでしょう。ですが、毎日作る料理を笑顔で食べてくれる人がいるのはとてもやりがいを感じる仕事です。
笑顔で食事する人を見ると幸せな気持ちになります。
笑顔を見るのが好きな人はやりがいを感じる職業です。
調理師や料理人に向いてる人の特徴などこちらの記事で紹介しています。
料理人の仕事内容
飲食店で働く料理人の最初の仕事は主に3つ
- 仕込みや調理
- 納品確認
- ロス管理
簡単に説明すると、営業の準備、食材の入荷確認、食材を無駄なく使うです。
「料理長やシェフ」になると責任が伴い、現場の総指揮(オペレーション管理やメニュー開発、料理の最終確認など)や仕入れ、原価管理をします。
主に「料理長やシェフ」は店舗に一人で、調理技術とマネジメント、メニュー考案の3つを求められます。
料理人は、試作会で自分の考えたメニューを作ったり、余った食材を自由に使えたりするので料理の実験ができて楽しいです。
料理人のやりがいは調理だけじゃない
現役20年のプロ調理師が料理人のやりがいと魅力を解説しました。
料理人のやりがいと魅力14選
- 人を笑顔にできる
- 感謝される
- クリエイティブを発揮できる
- 自分の料理に価値がつけれる
- 物の価値がわかる
- 経済の流れがわかる
- 健康になれる
- 恋人の喜ぶ顔が見れる
- 自炊できて節約できる
- 食べたものを作れるようになる
- 積み重ねることができる
- ものを大切にできる
- 包丁1本で稼げる
- ありがとうが言える
料理人の1番のやりがいと魅力は人を幸せにできることです。
ですが、恋人を笑顔にしたり、転職に役立ったり、独立や企業したりと、生活にも役立つ魅力ばかりでした。
大変な時もありますが、それはどんな仕事も同じ。
ですが、他の仕事にはないやりがいと魅力が目一杯ありました。
料理人に必要なことは2つだけ。
料理が好き。人の笑顔が好き。
料理人の魅力を知って、料理の世界のやりがいに興味を持っていただけると嬉しいです。
価値観の合う職場の見つけ方はこちら→転職を成功させるやり方。本当は教えたくない秘訣と失敗する原因
調理師に向いてる人の特徴も解説しています。あなたに適正があるのか興味がある方は以下の記事をどうぞ。
シェフブルでは、ブラック企業を脱出した方法を発信しています。
あなたの会社がブラック企業なら、脱出するために知っていてほしい情報なのでぜひ参考にしてください。
追記
筆者は料理人になるのが夢でした。
料理人になるまでたくさん寄り道しましたし、今の会社に就職するまでブラック企業も経験しました。
ですが、振り返っても後悔したことはありませんし、若い頃に戻りたいと思ったこともありません。
なぜなら、自分で決めた道を歩いてきたから。
今も昔も、とにかく楽して稼ぎたい人はいます。
料理人は楽して稼げる仕事ではありませんし、とにかくお金が好きな人がいることも理解しています。
そういう料理人もいますしね。
ですが、上記に書いたように料理人はとても魅力的でやりがいのある仕事だと思います。
繋がりを大切にする料理人は、利害関係がなくても頼れる仲間ができることもお金より価値のあるものだと思います。
料理が好きで人の幸せを喜べる人は、ぜひ料理人を目指してほしいです。
最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。
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ありがとうございました。