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「飲食店で初めて働く不安」現役調理師が解説。本当のデメリット9選
この記事では、飲食業を20年続ける現役調理師が噂ではわからない飲食店で働くデメリットを解説します。
調理や接客の仕事は以下の人には向きません。
- 食事は栄養が取れればいい
- 人の幸せには興味なし
- 仕事にやりがいは求めない
- 将来より目先のお金が大事
筆者は料理人ですが、企業でサラリーマンも経験しました。
サラリーマンと比較して、サービス業は明らかに向き不向きがあります。
飲食店は、みんなと同じことにこだわる人、単調な仕事が好きな人にはおすすめしません。
ですが、将来独立したい人、クリエイティブな仕事をしたい人には魅力的な職場です。
仕事のやりがいは人に感謝されること。
そして飲食業は人に喜ばれる仕事です。
20年料理人を続ける調理師が、噂ではわからない現場の生の声を届けます。
この記事を読めばあなたが飲食店で働けるのかわかります。
飲食店で初めて働く不安
不安の原因はブラック飲食の噂が本当なのか?でしょう。
結論。一般企業と同じようにブラックもホワイトもある。
そしてブラック飲食は避けられる。
ブラック飲食を避けることで、不安は大幅に下げることができます。
むしろ共同作業が多く、一般企業より早く溶け込めるでしょう。
筆者は以前ブラック飲食店で働いていました。
ですが今は、週休2日有給ありボーナス2回残業月30時間未満(残業代あり)のホワイト飲食で働いています。
ですので、この記事では一般の飲食店のデメリットを解説していきます。
(ブラック飲食の見分け方を執筆中)
飲食店で働くデメリット
ここでは調理師歴20年の料理人が、サラリーマンと比較してホントのデメリット9選を解説します。
デメリット9選
- ブラック飲食店がある
- 固定休みがない
- 繁忙期はほんとに忙しい
- 仕事量が多い
- 個性的な人がいる
- メリットが分かりづらい
- 飲食店に慣れるまで時間がかかる
- 夜型になりがち
- やりがいはいらない人には向いてない
あなたが料理人に向いているか分かります。
ブラック飲食店がある
憎まれっ子世にはばかると言われるように、飲食業にもブラック起業があります。
料理好きでも躊躇する理由ですが、ブラック店舗は見分けやすい。
働くお店は一度食事に行くのがおすすめ。
客層や社員も比較的悪いところが多いので、あなたに合わないと思ったら違う店舗を探しましょう。
電話対応の感じの悪さも目安です。
試しに予約の問い合わせをしてみるのもいいでしょう。
飲食店の良さは働きやすさとスキルアップですが、ブラック飲食に飲食店の良さはありません。
働いてブラックだと感じたら、すぐに辞めましょう。
固定休みがない
飲食店はシフト制が多い。
土日休みと決まってない反面、比較的好きな日に休めます。
平日は、どこも空いてるので人混みが苦手な筆者は平日休み派。
ビジネス街の居酒屋は日祝休みが多く、カフェやレストランは平日休みがとりやすい傾向にあります。
繁忙期はほんとに忙しい
閑散期と比べて毎日が予約で埋まるため、未経験者は特に忙しく感じます。
飲食店の繁忙期は「12月、3月、4月」
仕込みの量も多く、来店されるお客様も多くなります。
ですが、臨時ボーナスが期待できる時期でもあり、来店されるお客様はご予約の方ばかりなので「仕込み」「オペレーション」をしっかりすればあっという間に時間がすぎるでしょう。
慣れてくると忙しい方が楽に感じてきます。
繁忙期が忙しい反面、閑散期(2月、6月、8月)は好きな日に休めるところが魅力。
平日に連休を使い、空いてる観光地に旅行に行く料理人も多いです。
仕事量が多い
料理長や店長、マネージャーになると、給与と一緒に仕事も増えます。
役職がつくとプレイヤー業務からマネジメントの仕事が増えます。
経営やマネジメントなど多くのスキルが身につきますが、目標がない人には向いてません。
仕事量と収入が比例しない時は、働くお店を考える時です。
料理長やチーフマネージャーは、「オペレーション管理」「人材管理」「開発」がメインの仕事になります。
個性的な人がいる
1つのスキルに特化した人は変わり者が多い。
料理が抜群にうまい人や接客のおもてなしが上手な人ほど、こだわりがあります。
あなたの周りにもいませんか?
すごい勉強ができるけど偏食の人、すごく絵が上手だけど頑固な人。
こだわりがある人ほど単純です。
こだわりがある人ほど褒めると心を開いてくれるので、褒めまくって得意分野を教えてもらいましょう。
ブラック人材を野放しにするお店ほど、改善の見込みは薄いです。
いつまでも改善しない企業は転職を考えましょう。
メリットが分かりづらい
飲食店の良さは、外からは分かりづらく短時間では感じにくいでしょう。
言われたことだけをこなしながら生活費を稼ぎたい人には向いてません。
ですが、長く働くとどんな職場でもやっていけるスキルが身に付きます。
成長したいなら、飲食店はおススメです。
毎日単調な作業では絶対身に付かないスキルを得ることができます。
飲食店に慣れるまで時間がかかる
仕事に慣れるまで3~6か月程(個人差あり)と時間がかかります。
アルバイトも正社員もあまり変わりなく、3ヶ月立つ頃に仕事や人間関係に慣れ半年くらいから楽しくなってきます。
半年を目安に料理が上手くなったり、お客様に声をかけられたりと自分の成長を目に見えて感じられます。
パントリーやデシャップ、フライヤー(揚げ場)やグリル(焼き場)など任されるようになったら信頼されてる証です。
夜型になりがち
飲食店社員は夜型が多い。
ディナー営業が多い店舗で働くと、閉店時間に合わせるので夜型の人におすすめです。
夜が苦手な人はカフェやランチ営業がメインのお店で働くと自分に合った働き方が見つかります。
レストランや居酒屋は夜営業。
カフェや食堂は昼営業。
ラーメンやカレーなど専門店は仕込み分が終わるまで。
働く店舗で生活リズムも変わります。あなたに合ったお店で働きましょう。
やりがいはいらない人には向いてない
飲食店は仕事にやりがいを求めない人には向いてません。
手っ取り早く稼ぎたい人やとにかく楽してお金が欲しい人は止めておいたほうがいいでしょう。
しかし、「将来役立つスキルが欲しい人」「起業や独立を考えている人」にはおすすめできる職業です。
マーケティングやマネジメントが早く体験できる職場と言えます。
楽して稼ぐには飲食店はデメリットしかない
飲食店では楽して稼ぐことはできません。
ですが、フタを開けると一般企業と比べてもデメリットに大きな違いはありませんでした。
むしろ、人を喜ばせるのが好きな人には最適な職業です。
この記事では、飲食店で働くホントのデメリット9選を解説しました。
- ブラック飲食店がある
- 固定休みがない
- 繁忙期はほんとに忙しい
- 仕事量が多い
- 個性的な人がいる
- メリットが分かりづらい
- 飲食店に慣れるまで時間がかかる
- 夜型になりがち
- やりがいはいらない人には向いてない
飲食店で働くメリットは分かりづらく、意識しないと身に付かないスキルもあります。
とにかく稼ぎたいんだ!という人には向いてないでしょう。
ですが、将来を見据えて働きたい、役立つスキルがほしい人ほど必ず働いてよかったと思える仕事です。
料理が好きなら一度働いてみませんか?
働く店舗を選んでたくさんのメリットをいただきましょう。