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調理師に向いてる人は料理脳を持っている「特徴と必須スキル」

調理師の必須スキルと特徴

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手に職が付く仕事の代表格「調理師」がなぜ人手不足なのか?

それは調理師に明らかな適性があるからです。

この記事では、現役20年の調理師が見てきた調理師の適性を解説します。

  • 調理師に必要なスキル
  • 調理師に向いてる人の特徴

実は筆者、今に至るまで遠回りしてきました。

調理師は向いていないと思って他業種に転職。

料理の仕事がやりたくて出戻り。

あなたは調理師ができるのか?

調理師に必要なもの

  • 五味がわかる舌
  • 料理が好きな料理脳

この2つがあれば調理師に向いてます。

調理師ができればこれから先、仕事に困ることはありません。

後悔しないためにぜひ最後まで読んで下さい。

目次

調理師に向いてる人が持つスキル

まずは調理師に求められるスキルから紹介します。

「調理師って何が1番必要ですか?」ってよく聞かれますが、調理師には重要なスキルが2つあります。

調理師必須スキル

  • 料理脳

調理師は美味しくて質の高い料理を作る仕事です。

調理技術や盛り付けのセンスは後から身につきますが、このスキルをあとで身につけるのはむずかしいです。

ですが、このスキルがあれば国家資格で苦労することもないですし、調理師にも向いてます。

このスキルがないと、飲食店で働いても長続きしませんし、キャリアアップも見込めませんが、逆にこの2つがあれば、後はいい職場を見つけるだけで楽しく調理師を続けることができます。

それでは、舌から見ていきましょう。

五味が分かる舌

調理師は味覚を使って仕事をします。

  • 調理
  • レシピ作成

ちなみに五味とは、

  • 「甘味」
  • 「塩味」
  • 「酸味」
  • 「苦味」
  • 「旨味」

レシピは五味を使って味の構成を作りますし、調理は味の対比、抑制、相乗、変調を使って料理します。

食べても五味がわからないとガチャキャラ無しでアプリゲームをやるようなものですが、五味がわかると限定キャラで始めるようなものです。

調理師にとって、舌の感覚が1番大切なスキルです。

料理好きの料理脳

料理を仕事にすると、毎日料理のことを考えます。

  • 旬の食材は?
  • 新しいレシピは?
  • これってどう作るんだろう?
  • もっと美味しくするには?

いわゆる料理脳ってやつです。

調理師は料理好きじゃないとできません。

やりたくもない仕事を毎日やるってつらくないですか?

調理師は辛いことが多いですが、楽しいこともたくさんあります。

ですが、料理に興味がないと楽しいことも楽しく感じないです。

好きじゃないことは興味も湧かないし長続きしないです。

この2つがあれば、調理師に向いてます。

料理脳

ここからは、現役を20年続けて見てきた向いてる人の特徴を紹介します。

調理師に向いてる人の特徴11選

調理師に向いてる人の特徴

  1. 目標がある
  2. 前向き
  3. 美味しいものが好き
  4. 細かいことは気にしない
  5. 素直で真面目
  6. 新しいものを受け入れられる
  7. コツコツ継続ができる
  8. 人混みや行列が苦手
  9. 笑顔を見るのが好き
  10. 人に優しくできる
  11. 休みは出かけるのが好き

調理師にはすぐ辞めるだろうなっていう人と、長続きするだろうなって人がいます。

長続きするだろうなって人は、今も調理師を続けていますし、無理だろって人は1年たたずに辞めていきます。

絵が上手くてもストーリーが作れないと漫画家に向いてないように、調理師も料理好きでも向いてない人がいます。

20年以上現場で見てきた調理師に向いてる人の特徴を紹介します。

目標がある

やりたいことがある人は強いです。

  • 料理人
  • 料理研究家
  • オーナーシェフ
  • 独立起業

目標がある人は向上心もあって、仕事もやりたがりの人が多いです。

やりたがりの人は仕事を覚えるのも早く、料理を楽しめるようになるのも早いです。

ドラクエでもスライムから逃げまくって中ボスに挑むより、スライムを倒しまくったほうが後の攻略が楽ですよね。

調理師は仕事を覚えるまでが辛いので、やりたがりの人は向いてます。

前向き

調理師はみんな失敗を経験します。

新人調理師あるある

  • 千切りで猫の手ができない
  • 桂剥きの厚さがバラバラ
  • 魚を捌くと身がえぐれる
  • 急ぐと手を切る

そりゃそうですよね、いきなりラスボスとバトルして勝てる人はいません。

最初はスライムを倒すように経験値をためてスキルアップしていきます。

「手を切るうちはまだまだ上達する」と筆者も先輩によく言われました。

失敗しながら前向きに経験を積める人は、あっという間に上達していきます。

「失敗は成功の過程」

調理師は、挑戦できる人が向いてます。

美味しいものが好き

調理師は美味しいものを食べてるほど有利です。

ペペロンチーノの様なシンプルレシピほど調理師によって味が変わるんですが、個性が出るのが美味しいものを食べた経験。

マックしか食べたことがない人はレストランの味を知りませんし、レストランしか食べたことがない人はマックの味を知りません。

コンビニおにぎりでもフレンチコースでも、偏見を持たずに広いジャンルを食べた経験が強みになります。

美味しい料理が好きな人ほど自分の料理を美味しく作りたいものです。

調理師は偏見を持たずに、いろいろな料理を食べてる人が向いてます。

細かいことは気にしない

調理師って、あんがい大雑把。

美味しいレシピを思いつけば今までのレシピを変えちゃうし、お客さんが喜ぶと思えばコース内容も変えちゃいます。

マニュアルも大切だけど、それよりも大事なのはお客さんが喜んでくれること。

新人調理師あるある

  • シェフが突然レシピを変える
  • 月初めと月末でコース内容が変わる
  • 常連のお客さんによって味付けが変わる

料理をより美味しくするために今までの常識を変えることはよくあることです。

調理師は自分の中に芯があって、繊細すぎるよりズボラくらいがちょうどいいです。

自己中なマイルールはダメですよ。

素直で実は真面目

料理の世界は年齢は関係ないです。

年上からは伝統や基本を教えてもらえる

年下からは新しいことや斬新なアイディアを学べる

古いやり方でも意味があることだったり、突拍子もないことでもやってみると納得することがあります。

まずは否定せずに素直にやってみることが大切だったりします。

素直な人ほど調理師に向いていて、びっくりするくらい成長が早かったりします。

新しいものを受け入れられる

料理の世界って常に新しいことがあります。

  • 新しいレシピ
  • 新しい技術
  • 新しい食材
  • 新しい器具
  • 新しい文化

毎日のようにYoutubeで新しいレシピが出てきたり、シャインマスカットみたいな新しい品種が出来たり、フュージョン料理のように新しいジャンルが出てきたりします。

伝統も大事だけど、頑固すぎても流れについていけなくなります。

新しいことを受け入れるってなかなか難しいんですよ。

コンビニで新商品を買ったり、新しくできたお店に行ける人ってすごく調理師に向いてます。

コツコツ継続ができる人

調理師はコツコツ積み重ねが大切です。

少しづつスキルアップすること

  • 調理技術
  • 目利き
  • 味の加減

調理技術も食材の目利きも少しづつですが、確実に上達していきます。

裏ワザもなければバグもありませんし、はぐれメタルを探してもいないんですよね。

ドラクエでもコツコツつぼを割ったり、アプリゲームで毎日ログインボーナスもらってる人なんて、継続力の見本です。

低確率の激レアアイテムをドロップするまでやり込める人ほど調理師に向いてると思います。

人混みや行列が苦手な人

飲食店の休みは平日が多いです。

休みになると流行りのお店に行ったり、行列を見ると並びたくなる人っていますよね。

日曜休みでテーマパークでワイワイしたり、アトラクションに並んだりはむずかしいです。

ですが平日休みだと、人混みも少ないし行列に並ぶこともありません。

平日休みのメリット

  • 映画を見に行っても空いてる
  • 温泉旅館やホテルに安く泊まれる
  • 飛行機や新幹線も安い
  • 渋滞にも合わない
  • 流行りのお店に並ばず入れる
  • 観光地が空いてる

人混みの匂いや行列を見ると並ぶ気がなくなる人は、調理師の仕事に向いてます。

笑顔を見るのが好き

調理師になると毎日笑顔を見られます。

美味しい料理を食べると自然と笑顔になるんですよね-。

調理師は人に喜んでもらう仕事です。

つらいときに好きなもの食べると頑張ろうって思えるし、嫌なことがあってもまいっかぁと思えます。

調理師の魅力

  • 人を笑顔にできる
  • 喜んでもらえる
  • 感謝される
  • 好きな人に料理を作れる

人を笑顔にできて、お客さんにありがとうって言われる仕事はなかなかないです。

ありがとうって言われるのが好きな人に向いてる仕事です。

調理師の魅力は以下で詳しく紹介しています。

人に優しくできる

キッチンでは連携して料理を作ります。

調理師は美味しい料理を作るために、仲間同士協力して仕事しなくてはいけないです。

新人調理師でも何故か上手くいく人の特徴

  • 思いやりがある
  • いつも誰かの手伝いをしてる
  • 報連相ができる
  • 一生懸命

自分勝手な人がいると協力できないし、自己中な人とは一緒に仕事したくないですよね。

相手を思いやれる人が多いほど、働きやすくて楽しく美味しい料理が作れます。

(周りにそんな調理師いねぇよって人は、その職場はやばいので辞める準備を始めましょう。)

年配に席を譲ったり、道を聞かれたら教えてあげれるような、人を敬える人が向いてます。

休みは出かけるのが好き

料理の世界ってアイディア勝負みたいなとこがあります。

調理師の休日

  • 新しい飲食店に行く
  • 別ジャンルの料理を食べる
  • 料理人の動きを見れるお店に行く
  • コンビニやデパ地下に新メニューを見に行く

レシピを作ってるときも思いつかないものは思いつかないし、包丁の練習してるときもうまくいかない時はうまくいかないんですよね-。

休みに出かけると、新しい発見もあるし気分転換にもなります。

RPGでも新しい街に進まないとゲームは進まないですしね。

休みの日はいっつもどこかに行ってる人ってスゴイ向いてると思います。

行動力があると調理師は有利です。

調理師はなりやすい?

調理師になるハードルって低いです。

スクロールできます
難易度特徴
調理師のなりやすさ★☆☆☆☆ハードルは低い
調理師免許取得★★☆☆☆合格率60%(令 和 2 年 度 調 理 師 試 験 実 施 状 況 – 厚生労働省)
求人のボリューム★★★★★仕事に困らない
調理師のなりやすさ

国家資格の調理師免許は合格率60%と高いですし、飲食の求人はなくなることがありません。

常に働ける仕事があるって、よく考えると凄いことですよね。

引退後も趣味の料理で好きなときに稼げるって、今の日本では貴重な仕事です。

ですが、続けるハードルってものすごく高いです。

ホワイトな職場は少ないし、求められるスキルも高いです。

続かない原因

  • 仕事が辛い
  • 職場が理不尽

筆者も相談された時は「調理師はやめとけ」とよく言います。

それだけ求められるスキルも必要だし職場ガチャにも左右されます。

ですが、料理好きにはサイコーな仕事です。

好きな事して生きていきたいと思いませんか?

舌と料理脳があれば勝ち戦

調理師に必要なスキルと向いてる人の特徴を紹介しました。

調理師必須スキル

  • 料理脳

2つのスキルが有れば調理師ができます。

調理師に向いてる人の特徴

  1. やりたいことがある
  2. 前向き
  3. 美味しいものが好き
  4. 細かいことは気にしない
  5. 素直で真面目
  6. 新しいものを受け入れられる
  7. コツコツ継続ができる
  8. 人混みや行列が苦手
  9. 笑顔を見るのが好き
  10. 人に優しくできる
  11. 休みは出かけるのが好き

6個当てはまれば向いてますし、9個以上の人は天職です。

20年以上調理師をしてますが、調理師仲間はみんな上記に当てはまります。

調理師適正がある人はぜひ料理の世界に挑戦してください。

当てはまるのに調理師が向いてないと思う人は、職場が理不尽な可能性があります。

調理師をしていてつらいと感じる人は、ぜひ下の記事を読んで下さい。

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