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【注意喚起】調理師の魅力と現実を現役が正直に解説「好きなことを仕事に」

この記事は出戻り調理師が、
- 調理師の魅力と現実
- 調理師に向いてる人
- 調理師は辞めとけと言われる理由
を解説します。
はじめまして、料理が好きで調理師になったよるです。
それでも現実は厳しく、給料や働き方、環境や将来に悩んで辞めました。
だけど、やっぱり好きなことを仕事にしたくて出戻って20年目になります。

ですが、ハッキリ言って調理師になるのはおすすめしません。



え?でも、辞めても戻ってくるくらい魅力的なんだよね?



実は大きなハードルがあるんだ。
なぜなら、好きなだけでは続けられないし職場選びはアタリハズレが大きいギャンブルだから。
この記事はなんとなく調理師になって後悔しないための「注意喚起」です。
僕は料理が好きで調理師を続けていますが、本当に運よく価値観の合う職場を見つけられただけです。
好きなことを仕事にしたいと思っている人は、僕の実体験もお伝えするので最後まで参考にしてください。
ちなみに、今の職場を運よく見つけたのはフーズラボでした。
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まずは、調理師って飲食店で料理する人でしょ? という人に、調理師の基本のキを紹介します。
調理師ってどんな仕事(基本をざっくり解説)


調理師とは
食に関するあらゆることを仕事にしている人。
- 飲食店
- 給食
- 病院食
- 社食
- 食品メーカー
- 食品工場
例えば、レストランでミシュランを目指してる調理師もいれば、コンビニの商品開発やWebサイトのレシピを監修している人も調理師だったりします。



飲食店だけじゃないんだね。



飲食店以外にもたくさんの働き口があるんだよ。
他にも、YouTuberをしたりブログでレシピを公開したり、訪問調理やケータリングをしている調理師もいます。
飲食店調理師の仕事内容
一番多い飲食店調理師の仕事内容は、料理に関わること全てです笑
- 食材の発注・仕入れ
- 仕込み
- メニュー開発からレシピ作成
- 原価管理に在庫管理に衛生管理



ちなみにこの記事では、飲食店調理師の魅力について解説しているよ。
調理師と料理人の最大の違いは?


- 国家資格の調理師免許を持っている人が調理師。
- 免許を持ってない人が自称料理人
ちなみに、料理を仕事にするだけなら調理師免許は必要ありません。



え?免許がなくても飲食店で料理できるの?



そう。
実は飲食店で働くのも独立してお店を出すのも調理師免許は必要ないんだ。
例えば、
- 会社の資格手当がほしい
- 転職で少しでも有利になりたい
- 公共の施設(病院や給食センターなど)で働けるようにしておきたい
- フグなど特殊な調理もやってみたい
って人は取っておくと損しません。
詳しくはこちら→調理師免許がないとできないこと


ちなみに僕は10年ほど調理師免許を持っていなかったので、なくても料理を仕事にするのは問題ありません。



じゃあ、よるさんはなんで調理師免許を取ったの?



資格手当で給料を上げたくて取ったんだよ
調理師になるには?
- 調理師学校で調理師免許を取得する
- 飲食店で2年働いて調理師試験に合格する
詳しくはこちら→調理師免許のとり方


調理師がどんな仕事かわかったら、調理師の魅力に行きましょう。
飲食店で働く調理師の魅力を、現役調理師が実際に感じるメリットを中心に紹介します。
現役調理師が感じる調理師の魅力





調理師って大変って聞くけどなんで調理師になったの?



大変だけど、調理師になってよかったこともたくさんあるんだよ。
- 好きなことを仕事にできる
- 学歴が必要ない
- 辛くても乗り越えやすい
- モチベーションが湧いてくる
- 普遍的な世界で通じるスキル
- 減り続ける調理師
- 一生モノの趣味になる
- ダイレクトに人を幸せにできる
- 褒められる
- 食いっぱぐれない(AIに奪われない仕事代表)
- 平日休みはどこも空いてる
調理師をしていてよかったと思うことから解説していきます。
好きなことを仕事にできる
最大の魅力は何と言っても好きなことで金を稼げる。



いやいや、そうは言っても大変でしょ?



だから、軽い気持ちで調理師になるのはオススメしないよ。
だけど、やりたくもないことを仕事にするより毎日楽しいです。
料理好きの人たちが、料理好きの仲間たちと、飲食店という同じ職場で、一緒に働く。



楽しそう!!!
やりがいを感じる仕事は、惰性で働く仕事の100倍メンタルにいいですよ。
学歴が必要ない
調理師になるのに学歴は必要ありません。
誰でもプロの調理師になれるし、技術を磨けば料理長にもなれますし独立も出来ます。
僕は高卒ですが、料理長、店長を経てエリアマネージャーになりました。
高校中退の調理師仲間には独立しています。
努力した分見返りがあるのは大きなメリットだと思います。
辛くても乗り越えられる
もう仕事辞めたいなって思ったときに、もう少しだけがんばってみよって思える。
仕事なんで大変なことはあります。



ぶっちゃけ仕事なんで、上手くいかないこともあれば投げ出したいこともありますし、休み明けは仕事に行きたくありません。
でも、
- 好き、だから乗り越えられる
- 好き、だから逃げないでいられる
- 好き、だから続けられる
壁にぶち当たったときに踏ん張れる。
好きだから。
今までできなかったのに、昨日までできなかったのに、ある日突然できるようになる。
どうせ仕事なんて辛いことばかりなんだから、どうせなら好きなことを仕事にしたい。
けっこう快感です。
モチベーションが湧いてくる
休み明けが憂鬱な人に朗報です。
好きな、仕事は、勝手に、やる気が、湧いてきます。
なぜなら、好きだから。
働いてるとやる気が湧かない、モチベーションが湧かないって時ありませんか?
というか、仕事にヤル気って湧きます?
働いて初めてわかる。やりがいって意外と大事なんだなって。
興味のない勉強をするより、好きなことを調べるほうが楽しい。
例えば、
- ゲームの攻略法を調べる
- 好きなマンガを全巻一気読みする
- 気になるお店は遠くても行く
好きなことのためなら情報集めも遠出するのも全然苦痛じゃないですよね。
むしろその時間が楽しい。
しかも、毎日レベルアップします。
好きなことをするだけでレベルアップするのが技術職のいいところです。
一生使える技術が身につく
- 転職にも独立にも役立つ
- 恋人や家族に料理を振る舞える
- AIにも代用されない
料理スキルはあなたが努力してきた証になります。
しかも、一度身につけばちょっとやそっとのことではなくなりません。
たとえ調理師を辞めても副業に使えますし、彼女に振る舞えば喜ばれるし、自炊スキルは貯蓄に最適です。
さらに、調理スキルは世界共通。
世界で通用するスキル
料理の腕があれば仕事に困りません。
切る、焼く、煮る。基本技術は世界共通。
むしろ、料理の技術は日本より海外で評価されることが多いです。
飲食業は良くも悪くも人手不足ですし、技術があって、メニュー開発にチームマネジメントができる調理師は貴重です。
これからAIに仕事を奪われていっても、調理師の仕事は最後まで残ると思います。
減り続ける調理師
飲食業は生活3大要素の衣食住の一つですが、調理師は年々減り続けています。
世界で通用するスキル持ちで、絶滅しそうな調理師。
つまり、調理師が日に日に貴重な存在になっていきます。
そそりませんか?
AIに奪われる仕事が多い中、調理師が仕事に困ることはまだまだなさそうです。
ダイレクトに人を幸せにできるのに褒められる
僕が調理師を続ける大きな理由の1つが、褒められるのが嬉しいです。
最近、人から褒められたのはいつですか?
料理を仕事にすると毎日ダイレクトに反応が返ってきます。
- 仕事する
- 褒められる
- やる気が出る
- 仕事する
このループが他の仕事ではなかなか感じられない魅力です。
初めてあった赤の他人に褒められるってすごいことだと思いませんか?
好きなこと仕事に出来て、モチベーションが自然と湧いて、人から褒められる。
調理師って魅力的な仕事だなって思います。
もっと調理師の魅力を知りたい方は、こちらにも詳しく解説しているのでどうぞ。


料理好きには魅力的な仕事ですが現実はいいことばかりではありません。
ここからはデメリットを踏まえて、僕が調理師を1度辞めた現実を紹介します。
調理師の知っておくべき現実とデメリット


- 職場選びがギャンブル
- 価値観の合わない職場は最悪
- 成長痛がしんどい
- プレッシャーが大きい
- 給料が安い事が多い
- 土日休めない
調理師になる前に知りたかった大きなデメリットから、よく言われるけど実際どうなの?ってことを紹介します。
職場選びがギャンブル
- 調理師を続ける人はアタリ職場で働いています。
- 調理師を辞める人はハズレ職場で働いています。
仕事は楽しいです。
料理好きなら調理師は天職のような仕事です。
ですが、実際に働くまでアタリハズレはわかりません。
特に調理師の仕事は同じキッチンで1日働くので、職場の環境や人間関係はストレスに直結します。
実際、僕が転職したのもストレスに耐えられなくなったのが原因です。
調理師を続けるなら、アタリ職場を引くのは絶対条件です。
価値観の合わない職場は最悪
価値観の合わない職場にハマるとどれだけ頑張っても報われません。
- 残業は正義
- 休日出勤は当たり前
- ワンオペはヒーロー
やりがい搾取系の職場です。
仕事なんてがんばっても損するだけって思ってるなら、職場が原因の可能性大。
例えば、納得いかない独自ルールが職場にあるとストレスが溜まるし、職場とあなたの普通の基準が違うと毎日演技しながら働く羽目になります。
こういう職場の1番キツイのは頑張っても評価されないこと。
誰もあなたのことを気にかけてくれない職場の孤独感はダメージが半端ないです。
僕は価値観の合わない職場でも、結果を出せば報われると思ってましたがハバにされるだけでした。
調理師になるなら、職場選びが1番大切です。給料よりも。
成長痛がしんどい
軽い気持ちで料理の世界に入るとぶち当たる壁が成長痛です。
- 上手くいかない
- 失敗を繰り返す
- 仕事を覚えられない
特に、成長痛は過去に経験がないと乗り越えられない事が多いです。
ですが、技術職に成長痛は必ずついて回ります。
ただ、成長痛を乗り越えると快感です。
昨日までできなかったことが出来るようになる。今までできなかったことが、ある日突然できるようになる。
令和の今でも根性が必要な仕事が調理師です。
プレッシャーが大きい
- 新人の頃は失敗しないかプレッシャー
- 料理長になると完璧な料理を出さないといけないプレッシャー
- 店長になると毎日の売り上げがプレッシャー
飲食業はミスがクレームにつながりやすいため、プレッシャーと隣り合わせです。
余裕がある忙しさで、ほどほどに売り上げがあると、落ち着いて仕事できるんですけど、飲食店ってクッソ忙しいかやばいくらいヒマかのどっちかしかないんですよ。
とはいえ、どんな仕事にも大小かかわらずプレッシャーはあるので、好きなことを仕事にしてる分、僕はマシだと思っています。
ここからは、安月給で休みが少ないってよく言われてるけど実際はどうなのよにお答えします。
給料は安い?
2025年の飲食業の平均初任給は約22万円〜23万円。
参照 東京労働局https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/001404835.pdf
一般職と比較すると少し高めで、大手チェーン店では25万円を超えて飲食業全体の給料が上がっています。
実際、僕の職場の新卒の初任給は25万円です。
なぜなら、人手不足で安い給料では人手が集まらないため。
給料が安いと言われていた時代は16万なんてザラでしたが、ここ数年は人手不足で少しずつ高くなっていっています。
シフト勤務の職場も多く、残業も多いので、給料の安いところに引っかからないようにしたいですね。
土日休めない?
ジャンルによっては、土日は全く休めません。
- カフェ業態
- ファミリー向け業態
- 観光地
土日が忙しいエリアにある飲食店は、土日は休みは良くて交代制、サイアク休めません。
逆に、サラリーマン向けのジャンルは日曜休みが多いです。
- 居酒屋業態(サラリーマン向け)
- 接待利用メインのレストランや料亭
- ビジネス街のお店
土日休みも平日休みも経験しましたが、僕は人混みが苦手なので平日休みが合ってました。
- 土日休みのいいところは、友達と休みを合わせやすいこと
- 平日休みのいいところは、どこも空いてること
休みは好みによりますね。
調理師のリアルなデメリットまとめ


ここまで、調理師になるデメリットを紹介しました。
1番のデメリットは職場選びはギャンブル。
調理師は一般的な職業よりも職場選びのギャンブル要素が強く、ハズレたときの落差も大きいです。
よく言われる、安い給料は過去の話で人手不足もあって今は初任給も高め。
土日休めないのも飲食ジャンル次第で、人混みが苦手な人にはむしろ平日休みが人気です。
ですが、職場選びだけは細心の注意が必要です。
簡単に、調理師は辞めとけと言われる理由を説明しておきます。
調理師辞めとけと言われる2大要素
- 成長痛がキツイ
- 職場選びがギャンブル
この2つが調理師を続けるハードルです。
この2つを乗り越えないと調理師は続けられません。
成長痛がキツイ
思い通りの料理が作れるようになるまでの道のりは長いです。
最初は基本練習が多く、包丁の技術練習やレシピ通りの基本の味付けなど、思い通りの料理が作れるまではつまらないことのオンパレード。
しかも練習しても上手くいかないことも多いです。
3年経ってもオムレツが苦手な人も多いんじゃないでしょうか。
練習が足りないだけなのに才能がないと思って、想像してたようにはいかずに挫折して辞めていく人も多いです。
職場選びがギャンブル
調理師の職場は当たりの確率が低い。
価値観の合う職場に当たれば、料理を仕事にしてよかったと思いますし、価値観の合わない職場に当たれば料理は趣味にしとけばよかったと思います。
ですが、当たりの確率が低すぎてブラックに当たる確率がでかい。
調理師は魅力的な仕事ですが、料理が好きで根性もあって強運の持ち主じゃないと続けられないので、ハードルは高いです。
最後に調理師が続いてる人とすぐ辞めていく人の特徴を紹介します。
調理師に向いてる人と向いていない人の特徴
今まで見てきた調理師に向いてる人の特徴です。
調理師に必要なのは、練習で身につく「調理技術」と「調理の知識」だけ。
求められるのは「料理の才能」ではありません。



え?意外!



基本的には練習次第で誰でも調理師になれるんだよ。
調理師は料理の才能が必要だと思われがちですが、これは大きな勘違いです。
ただ、向き不向きは別です。
- 調理師に向いてる人 人が喜んでると嬉しくなる
- 調理師に向いてない人 人が喜んでると損した気分になる
- 調理師に向いてる人→天国
- 調理師に向いてない人→地獄
このくらい違うから是非参考にしてください。


よくある質問
最後に調理師を続けていて、お客さんや部下の子からよく聞かれる質問にお答えしておきます。
まとめ:調理師を仕事にするなら職場選びが大切
出戻り調理師が調理師の現実を紹介しました。
- 料理好きには調理師は楽しい
- 学歴も必要ない
- 技術より根性が大事
- 好きなことを仕事にしたいならアリ
- 休みはシフト制が多い
- 週休2日で年休100日前後が平均
- 給料は一般職より高め
- なぜなら人手不足だから
- 調理師になるなら1番大事なのは価値観の合う職場を見つけること
好きなことを仕事にしたいなら調理師は魅力ある仕事です。
僕も料理が好きで調理師を続けています。
人の喜ぶ姿が好きな人は向いてる仕事です。
- 調理師に向いてる人→人が喜んでると嬉しくなる
- 調理師に向いてない人→人が喜んでると損した気分になる
ですが、軽い気持ちで調理師になるのはオススメしません。
- 成長痛がキツイ
- 職場選びがギャンブル
やっぱり根性が必要ですし、なにより職場選びのギャンブル要素が高いです。
僕も価値観の合う職場を見つけるまで、転職を繰り返しています。
それでも、好きなことを仕事にしたいって人は、価値観の合う職場を見つけることを最優先してください。
同じ調理師仲間として応援します!
ちなみに、今の職場を運よく見つけたのはフーズラボでした。
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